<新日本:後楽園大会>◇19日◇東京・後楽園ホール

 オカダ・カズチカ(27)が、IWGPヘビー級選手権の前哨戦で、存在感を誇示した。メーンで、5対5のイリミネーションマッチで王者棚橋弘至と対戦。棚橋組のKUSHIDAをレッドインク(変形キャメルクラッチ)で仕留め、棚橋とともに場外に落ち失格となったが、CHAOS軍の勝利に貢献した。

 1974人超満員となった会場のコールでは、棚橋を上回った。棚橋とのマッチアップでは、ダイビングエルボースマッシュなど意表を突く攻撃で棚橋を追い詰めた。「今日はあんな形で一緒に場外に落ちたが、また明日(20日)、最後の前哨戦でどれだけ楽しませてくれるか」と、上から目線で棚橋を挑発した。マネジャーの外道も「安心しろ。1・4東京ドームでレインメーカーがちゃんと引っ張り上げてくれるよ。その上で、どん底に落としてやる」とオカダの勝利を予告した。