横綱稀勢の里はやはり「孤高」のラオウだった。17年夏場所前、漫画の編集などを手がけるコアミックス社から人気漫画「北斗の拳」のラオウの化粧まわしを贈られた。

主人公のケンシロウでなく、孤高の姿を貫いた長兄ラオウを好んで選択した。そのラオウの名言は「わが生涯に一片の悔いなし」。その言葉をこの日の会見でも口にした。