元AKB48で、インドネシアのJKT48仲川遥香(24)が27日(日本時間同)、ジャカルタで開催されたコンサートでグループ卒業を発表した。AKBから海外グループへ移籍したメンバーで、日本への帰国ではなく卒業を決めたのは初。仲川は「AKB48に戻るんじゃなくて、AKB48グループから卒業します。9年間、AKBとJKTでやってきて、ここが節目だと思いました」と表明した。

 当初インドネシア語も話せなかったが、12年11月に移籍し1人で現地で生活。昨年5月のJKT48選抜総選挙で2位になるほど、人気者に上り詰めていた。同国での出演CMは約30本で、ソロでテレビ番組レギュラーも持つほどの売れっ子だった。「今後はいろいろな国でたくさんのことを経験したい」。日本生活に戻るつもりはなく、さらに幅広く海外進出するつもり。12月に卒業する予定だ。