お笑い芸人千原ジュニア(43)とNMB48山本彩(23)が24日、NHKホールで音楽スペシャル番組「LIVE ザ・リアル!」(NHK BSプレミアム、5月10日午後9時30分放送)の司会として公開収録に挑んだ。

 同番組はステージパフォーマンスによるライブ感あふれるアーティストのリアルな魅力に加え、2人の司会による意外な一面を引き出すトークも楽しめる90分の音楽特番。

 出演アーティストは青山テルマ、OKAMOTO’s、加山雄三、郷ひろみ、さかいゆう、私立恵比寿中学、スチャダラパーとEGO-WRAPPIN’、平原綾香、藤原さくら、LiSA。

 収録前に取材に応じた千原は「恵比寿中学から加山雄三を一緒に見られるなんてなかなか無い。生で見られる人は非常に楽しいと思います」。山本は「緊張しています。(リハーサルでは)段取りで精いっぱいでしたが、しっかりがんばるしかないです」と話した。

 2人の共演はあるが、司会はこれが初めて。千原は「リハでだいたい合う、合わないが分かるけど、非常に合いますね」と話したが、山本は「私はまだぎくしゃくしています」。山本は全国放送でのトークに苦手意識があるというが、「頼もしい方がいらっしゃるので遠慮せず、ちゅうちょせずにやりたいと思います」と意気込みを語った。

 「NHKさんは台本通りにしっかりやる。90分であの台本でしょう。基本、台本のない番組しかやっていないので」と話した千原は笑いながら「(台本を)無視していきます」と宣言。山本は「司会は大変なんだと思いました。軌道修正役になれればと思います」と話した。

 山本はAKBグループ総選挙には不出馬を表明している。その理由について「指原さんはソロ活動があるからといっていましたが」の質問には、「それもありますが、それだけではないです。その期間に自分自身できることをしっかりやりたいです」と話した。