SKE48チームEが11日、名古屋・SKE48劇場で「逆上がり」の千秋楽公演を行った。11年1月の結成から約2年半の活動にピリオドを打ち、13人中8人が別チームに異動することになった。アンコールでは、チーム唯一のオリジナル曲「みつばちガール」を特別に披露し、笑顔で解散した。酒井萌衣(15)は「オリジナル公演はできなかったけれど、逆に1曲しかもらえなかったからこそ、宝物になった」と話した。

 チームEは木本花音(15)金子栞(18)ら4期生を中心に、グループ3番目のチームとして結成された。チームS、K2の姉チームと比較され、お荷物チームと呼ばれてきた歴史がある。梅本まどか(20)は「大げんかばかり。なかなか分かり合えないときもあった」と振り返った。

 24日に初公演を行う新チームEには、リーダーとしてダブル松井の一角、松井玲奈(21)が加入する。木本は「新チームは超アイドル集団を目指します」と宣言。この公演でリーダーの役目を終えた梅本は「いつか選抜が集まったときに、『昔のチームEが集まってるじゃん』って言われるように、夢に向かって頑張りたい」と誓った。チームK2に移る小林亜実(20)は「新チームでは、欠けたらダメと思われる人になりたい」と、新天地での抱負を語った。