AKB48の東京ドームコンサートが22日、初日を迎え、チームK秋元才加(25)の卒業セレモニーが催された。東京ドームでのメンバーの卒業式は、1年前の前田敦子(22)以来2人目となった。

 選抜メンバーでなくとも、秋元の人気は絶大だった。オープニングで、歌唱メンバーではなくアンサンブルの1人として映像に一瞬映っただけでも、大歓声が起こった。「フライングゲット」でセンターに立つと、天井をつんざく大絶叫。いつもは多彩なサイリウム(ペンライト)も、この夜ばかりは、秋元所属のチームKカラーの緑一色に染まった。「AKB48に入ったころは、こんな大きな会場で、大勢の人に見守られて卒業できるとは思いませんでした」。大草原のような光景と、4万2000人分のさやかコールは、広く愛されていた証しだった。