乃木坂46白石麻衣(21)が5日、東京・府中市の東京競馬場を訪れ、自身が名付け親となった良血キミノナハセンター(牡、藤沢和、父ディープインパクト)の初勝利を涙で見届けた。

 キミノナハセンターは、東京2Rの2歳未勝利戦(芝1800メートル)で初勝利を飾った。スタートは出遅れたが、道中はインで脚をためると、直線で豪快に抜け出した。鞍上の四位騎手は「4角を回ったときは『いつでも』と思っていた。今日は勝ったことがよかった」と話した。口取りには白石も駆けつけ、ファンから声援を浴びていた。

 レース後、白石は祝福のコメントを発表した。

 「スタートが遅れてしまってどうなるかと思いましたが、最後の直線でキミちゃんが抜け出す姿を見て、自然と涙が出てきました。あらためて、名付け親としてもっともっと応援していきたいですし、また近いうちにレースがあれば、直接応援できたらいいなと思いました。今日も前回のレースと同様に1番人気で、たくさんの人に応援していただいているので、これからもその期待に応えていって、いつかは日本ダービーで輝く姿を見てみたいです。あらためまして、キミちゃん、初勝利おめでとうございます!」