NMB48の山本彩(20)渡辺美優紀(20)が両輪で引っ張ってきた現行体制「チームN」の最終公演が16日、大阪・NMB48劇場で行われ、渡辺が“最後の生着替え”を披露した。

 チームNは11年3月、グループ初のチームとして誕生し、昨年11月にNMB48初のオリジナル公演「ここにだって天使はいる」がスタート。山本がエレキギターで弾き語りをする「夢のdead

 body」、渡辺が生着替えする「ジッパー」などで沸かせてきた。

 この日の現行N千秋楽も「ここに-」公演。その中盤、渡辺率いるユニットがフリルの衣装を着て登場した。「ジッパー」では歌唱中に衣装を外し、チューブトップ型の衣装へと早替わりするパフォーマンスが売り物。渡辺の思わせぶりな小悪魔的“演技”は、同公演の中でも人気のコーナーのひとつだった。

 渡辺は、AKB48グループの大規模人事異動「大組閣まつり」を経て、チームB2、チームS(SKE48)兼任が決まっており、チームNから離れる。「チームNのみなさんもチームN推しの皆さんも、私がチームNにいたことを忘れないでください」と、メンバーやファンにお願いした。

 また、山本、渡辺と同期の1期生で、結成時から主力メンバーの小笠原茉由(20)は、AKB48「チームB」への移籍を控え、本拠地の大阪はラスト公演。「こないだの組閣で、みんなそれぞれあるけど、こんなとこで踏みとどまってるNMBじゃ、ねえんだよ~。東京行って売れてくるからな~っ!」と、新天地での活躍を誓っていた。