AKB48チームKが16日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた「最終ベルが鳴る」公演で、現チームの千秋楽を迎え、大島優子(25)がサプライズ出演した。

 今年2月に行われた大組閣で、チームは解体される。アンコールで、倉持明日香(24)が「この人なしでは終われません」と話すと、先月20日に同公演の最終公演に出演していた大島がサプライズで登場した。大島チームK全員で「支え」と、「草原の奇跡」を披露した。

 大島は「最初キャプテンを任された時はどうしようかと思っていたのですが、大島チームKにしかできないことをしたいなと思って、常に毎日のようにメンバーの事を考えているときもありました。みんながあまりいい状態ではなかった時があったり、公演の評判が良くなかった時もありました。その時みんなで集まって、気持ちをぶつけ合おうと、みんなで涙しながら話した思い出があります」と振り返り、涙を流す場面も。

 また後輩には「みんなに約束してほしいのは、新しいチームを好きになって、メンバーを好きになって、さらにAKB48を好きになって、愛して、そして活動していってほしい。そうすればもっとみんなも輝くし、AKB48ももっと輝くし、どんどん盛り上がると思う。なので、輝くことを約束してください」と託した。

 また同公演は、JKT48に移籍する近野莉菜(20)の壮行会も兼ねており、近野は「今は不安の気持ちもありますが、向こうに移住して一生懸命、今ジャカルタで勢いのあるJKT48に食らいついて自分なりに頑張りたいと思うので、引き続き変わらず応援よろしくお願いします」と話した。

 チームKは、新たに横山由依(21)がキャプテンを務め、5月7日に始動。大島は、6月8日に東京・調布市の味の素スタジアムでの代替公演で卒業セレモニーを行う。