フジテレビが8日、第5回AKB48選抜総選挙開票イベントの模様を生中継した「AKB48第5回選抜総選挙生放送SP」(午後7時~同9時15分)の平均視聴率が、20・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、高視聴率を記録したことが10日、分かった。昨年の開票イベントを放送した番組は18・7%で、これを1・6ポイント上回った。

 瞬間最高視聴率は同9時1分で、32・7%。昨年4位からジャンプアップし、初めてセンターの座を獲得したHKT48指原莉乃(20)を祝う花火が打ち上がるシーンだった。実は、昨年の瞬間最高視聴率28・0%をマークした場面も、指原の登場シーン(4位の発表を受けてコメント中)。この結果、指原が「瞬間最高視聴率女王2連覇」を果たした形になった。

 また、指原が所属するHKT48のお膝元である北部九州地区では、同7時から同9時15分の平均視聴率が22・6%と、関東地区を上回る数字を記録。5月22日の開票速報時にも1位と報じられた指原に、地元の熱視線が集まっていたことがうかがえた。関西地区は17・7%だった。