AKB48メンバーが出演する日本テレビ系ドラマ「マジすか学園4」(月曜深夜0時59分、関東ローカル)の収録がこのほどクランクアップした。関東近郊のロケで、ダブル主演の島崎遥香(20)宮脇咲良(16)ら主要メンバーが勢ぞろい。最終カットを撮り終えると、スタッフから花束を手渡された。

 「マジすか学園」シリーズは10年に第1作が放送。前作で主演、今回もダブル主演を務めた島崎は「どのメンバーにも絶対負けないという気持ちで挑みました」。初出演の宮脇は「演技もへたくそで、何にもできなかったのに、スタッフさんやメンバーが支えてくれて、マジすか学園が大好きになりました」と号泣した。島崎から「頑張りました!」と肩を抱き寄せられると拍手が巻き起こった。

 視聴率も好調で、9日の第4話まで、5・2→4・4→4・2→4・6%を記録。深夜帯ドラマでは異例の高視聴率で、スタート以来、同時間帯で首位を維持している。植野浩之プロデューサーは「島崎さんと宮脇さんには視聴者を引き込む魅力があると思います」と話す。これまでのシリーズと比べ小嶋真子(17)向井地美音(17)らグループの将来を担うニューフェースも積極的に起用しており、ファンの注目度も上がっている。

 全10話で16日放送の次回は宮脇と木崎ゆりあ(19)が対決する。