ホラー作家乙一氏の「死にぞこないの青」(安達正軌監督)が映画化され、イケメン俳優城田優(22)が生徒虐待の教師役を演じる。城田に虐待を受ける生徒役は「ALWAYS

 三丁目の夕日」などで、素直な子役を演じた須賀健太(13)。須賀も、復讐(ふくしゅう)のために城田を殺そうとするダークサイド(暗黒)な面を披露する。

 これまでさわやかな好青年のイメージが強い城田と、素朴な子供として愛されてきた須賀が、それぞれのイメージを捨てた。西口典子プロデューサーは「2人とも鬼気迫る演技をしてくれました」。特に城田は、単なる二枚目俳優から本格派へと脱皮するために、虐待教師をとことん憎々しく演じた。