マキノ雅弘監督(享年85)の名作をリメークした映画「次郎長三国志」が20日、初日を迎え、舞台あいさつにマキノ(津川)雅彦監督(68)と主演の中井貴一(47)鈴木京香(40)らが参加した。撮影中にNGを連発した罰ゲームとして、森の石松役の温水洋一(44)が仁義を切る時間が冒頭に用意され、雅彦監督は「石松が仁義を切った場面は10回やっても15回やっても成功しなかった、周りもイライラしちゃって、最後はカンペを張って対応した」。中井は劇中で妻お蝶を演じた京香について「心からほれてました。一方通行な気持ちかもしれないけど、こういう夫婦でありたいと思いましたね」と話した。