小栗旬(26)が19日、東京・新宿ミラノで行われた公開中の主演映画「TAJOMARU」(中野裕之監督)の御礼舞台あいさつに立った。公開2週目に入ったばかりのこの日だったが、出演者が登場する上映回とあって、すでに数回鑑賞したという熱狂的なファンが客席を埋めた。小栗は「いっぱい見てくださっているということで、この先ももっといっぱい見てください」とお願いした。

 小栗と対戦するじゃんけん大会を、男性の観客を対象に行うとアナウンスすると、場内の女性ファンから「え~っ」「いやだ~」と悲鳴にも似た“抗議”の声があちこちから飛んだ。優勝したのは、妻に誘われて劇場に足を運んだという中年男性。小栗から撮影で使った剣をプレゼントされ、小栗の隣に立ってマスコミ向けの写真撮影にも参加すると、女性客の羨望(せんぼう)のまなざしを感じながら「まさかこんなことになるとは」と緊張気味の笑顔を浮かべていた。