映画「NECK」(白川士監督、8月21日公開)の完成披露試写会が27日、都内で行われ、主演相武紗季(24)と溝端淳平(20)が舞台あいさつを行った。溝端は劇中に登場するオバケ製造機「ネックマシーン」に入って登場。首だけ出して「手を振れないし、頭を下げることもできない。まさかこの舞台あいさつでマシーンに入るとは。ちょっとスタッフさんをうらんでいます」とグチをこぼした。相武は溝端が話す時にマイクを差し出し「ネックマシーンが似合う男は、溝端君しかいない。この姿は今後、なかなか生で見ることができない。皆さんゆっくり見て帰ってください」と笑顔をみせた。

 首から上の恐怖の妄想が、ネックマシーンの中で実体化するというストーリー。相武は独自の研究でオバケを作り出そうとする大学院生役を演じた。「いろんなものが含まれていて、新感覚の映画。『こんなのもありだ』と思う。アトラクションを楽しむような気持ちで体感して」とPRしていた。