第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した「おくりびと」(滝田洋二郎監督、13日公開)の受賞会見が3日、都内で行われた。主演本木雅弘(42)はトロフィーを手に「想像していた以上に重みがあります。受賞は総合力のたまもの。とにかくハッピー」。

 また、映画を企画した所属事務所社長が昨年11月に亡くなっていたことを明かし、墓前に報告もした。家族からの祝福について、義父の内田裕也からはファクスが届き、義母の樹木希林からは「何でも1つ2つ付くといいよねー」と言われたという。同作は遺体をひつぎに納める納棺師を描き、広末涼子が共演。