第23回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原裕次郎記念館協賛)の授賞式が28日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで行われ、ファン大賞の邦画部門には「BANDAGE

 バンデイジ」が選ばれ、主演の赤西仁(26)が登場した。

 ファン大賞は邦画部門で「BANDAGE

 バンデイジ」(小林武史監督)が選ばれた。同作品を代表し、主演の赤西仁が登壇。日本テレビの加藤正俊プロデューサーから表彰盾を受け取った。赤西は「初めまして、赤西仁です。あまりこういう賞をいただいたことはないのでうれしい。投票していただいた方に感謝します」と緊張気味にあいさつ。ステージを降りると大きく息をつき、「こういう場は慣れないんですよ」と照れ笑いした。

 赤西にとって同作品は、映画初出演で初主演。「監督とすごい息が合って、撮りやすかったです。最初の映画でいい作品に巡り合えました」。小林監督や脚本などの岩井俊二氏とは「また一緒にやれたらいいね」と話しているという。「1回一緒にやった人と友達感覚でまた撮れたら。(今回演じた)ロックシンガー以外がいいですけど」。

 来年1月中旬から、今年行った全米ツアーの凱旋(がいせん)ライブを開催。全米CDデビューが決定しているなど多忙を極める。映画次回作については「いい作品、いい人たちであればぜひ。これからもマイペースでやっていきます」。宣言通り赤西らしいマイペースで、来年も各方面で走り続けるつもりだ。【近藤由美子】