そんな中、サイラスと会うことを避けているとも伝えられていたシュライバーさんが、サイラスを交えて家族で食事をしたことが明らかになりました。ステージ上での過激な衣装のみならず、私生活でも露出度の高い服装が多いサイラスですが、彼の両親との食事会では露出度を抑えたコンサバな装いで、メイクも控えめだったと言います。目撃者によると、全身黒のファッションに身を包みおしとやかな振る舞いで、母親に気に入られようと必死に努力していたようです。

　そんなサイラスですが、もともとはディズニー・チャンネル出身のティーンのアイドルでした。１４歳だった２００６年に放送されたテレビドラマ「シークレット・アイドル　ハンナ・モンタナ」で主人公を演じ、今では信じられないような清純派アイドルだった時代もあったのです。１２年には映画「ラスト・ソング」（１０年）で共演した俳優リアム・ヘムズワースとの婚約を発表。その頃からアイドルからセクシー路線へと転向をはかり、裸にジャケット一枚の姿で公の場に登場したり、ステージ上でストリッパーと共演するなどドンドン過激さを増していきます。そして婚約から１年で、２人は破局を迎えます。破局原因は過激さを増すばかりのサイラスに我慢できなくなったからで、肌色のビキニ姿でロビン・シックと共演したＭＴＶビデオミュージック・アワードでの過激すぎるパフォーマンスが決定打になったと言われています。ステージ上でシックの股間に触り、舌を出してシックの下半身に自分のお尻を突き立てて踊るパフォーマンスは、大きな物議を醸しましたが、このパフォーマンスで屈辱感を味わい、「下品で卑猥なサイラスの婚約者」でいることに耐えられなくなったのでしょう。

　そんな婚約破棄からおよそ１年後に交際を始めたのが、パトリックでした。ステージで大麻を吸引するなどもはや誰にも止められない状態だったサイラスですが、結婚を意識したことで過激なファッションや言動は封印するかと思われましたが、つい先日も妊娠疑惑が浮上した際に、インスタグラムに偽の超音波写真を掲載し、「噂は本当よ」と書き込むなど、お騒がせぶりは健在。妊娠報道にはシュライバーさんも相当心を痛めたと言われているだけに、このまま順調に婚約、結婚となるのかどうか不安要素もたくさんあります。このまま品行方正な過去に逆戻りし、彼の両親に気に入られて結婚までたどり着けるのか乞うご期待です。

（このコラムの更新は毎週火曜日です）