しなの鉄道(長野県上田市)は、7月から運行する観光列車「ろくもん」の概要を公表した。

 JR九州の寝台列車「ななつ星in九州」を手掛けた水戸岡鋭治さんが車体をデザイン。戦国武将真田幸村の「赤備え」の武具をイメージした濃い赤と、真田家の家紋「六文銭」を車体にあしらった。「ろくもん」の名前も、六文銭から命名した。軽井沢―長野間で1日に3回運行し、沿線の景観と歴史、グルメを堪能できる。

 1号車はファミリーやグループ向けの車両で、中央には子供向けの遊び場がある。2号車は食事ができるカウンター席とソファ席、3号車は2人組客が個室的な空間の中で、食事を楽しむことができる車両となっている。

 予約は4月から受け付ける。