ブラザー工業グループでカラオケ事業を手掛けるエクシング(名古屋市)は27日、音響機器メーカー、JVCケンウッド傘下の音楽・映像ソフト制作販売会社テイチクエンタテインメント(東京)を子会社化すると発表した。

 エクシングは、JVCケンウッドが持つ全株式(持ち株比率96・08%)を、4月下旬をめどに取得する。取得額は非公表。エクシングは、テイチクエンタテインメントのコンテンツ制作力や、音楽・映像ソフトに関する権利を、カラオケ事業に利用し、収益基盤の拡大を目指す。