フジテレビ亀山千広社長の定例会見が２４日、同局で行われ、４月改編で新番組の視聴率が軒並み１ケタ台を記録している現状について言及した。

　「正直苦戦している。簡単にうまくいくとは思っていなかったが、苦戦してみるとイライラと日々は続く」としながらも「一喜一憂しないで、今日の反省を明日に生かそうと日々頑張っている」。苦戦の最大の原因については「ドラマ」を挙げ「自分たちの枠で勝負しているのに、新番組の後押しができなかった」とした。

　打倒「ミヤネ屋」（日本テレビ）の目玉番組として、安藤優子キャスターと俳優高橋克実のコンビでスタートした「直撃ＬＩＶＥ　グッディ！」が視聴率１％台も記録している現状については「番組の色を決めていくのは時間がかかる」「今現在は、一喜一憂して楽しみに見ている」。正否の見極め時期について質問を受けると「まだ始まったばかりなんだから」と笑顔を見せ「見極めのポイントは、克実さんの髪の毛がもっと薄くなったら」とジョークで答えた。