パリコレにも出演したモデルでタレントの林マヤ(57)が1億円の借金地獄に陥った過去を告白した。

 林は、生出演した19日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」で、「お金は絶対裏切らないと思ってた」「1万円は小銭だと思ってた」とモデルとして絶頂にあった当時を振り返る。一流モデルとして莫大な収入を得ていたが、転落はあっという間だった。

 「ちゃんとした睡眠を心がけなきゃ」と約70万円のベッドを購入するも「体が痛くなっちゃった」と一晩で買い替え、人件費や機材費など自腹で歌手デビューするも鳴かず飛ばず、ペットの白猫を引き立たせるためにインテリアを全部黒いものに買い換える……といった散財で、気づけば1億円の借金を背負っていた。

 一転して極貧生活に陥った林は、電気や水道、ガスは止められ、安いからと猫缶も食べたという。心を入れ替えて返済のためチラシのポスティングや弁当屋のバイトをかけもちしたり、タレント活動も始めて、無事完済。林は、「お金は魅力もあるけど、魔物の力もある」としみじみ語った。