ショーパブなどをはしごした翌日、体調不良を理由に予算案採決の衆院本会議を欠席したとして、先月、維新の党を除名された上西小百合衆院議員(32=無所属)が24日、TBS系「サンデー・ジャポン」に、イメージチェンジの「薄化粧」で生出演した。

 バラエティー番組出演は初めてという上西氏。普段は、くっきりのアイライン、マスカラばっちりの独特なアイメークで知られるが、この日は、目元を強調したメークと対照的。口紅も薄いピンクだった。問題発覚後、「パンダメーク」「厚化粧」などと批判されていることへの配慮のイメチェンとみられる。

 上西氏は「もともと性格が雑で、お化粧もへた。政治家は顔は関係ないからと、ほったらかしにしていたが、(釈明会見を)全国ネットであれだけやられたら、ちょっとおかしな顔をして歩いているのかなと思った」と釈明した。

 出演者のテリー伊藤氏には「そばで見るとあまりかわいくないね」とイジられ、苦笑い。15歳年下のモデル、藤田ニコル(17)にも「結果は『目力』だから、マジ、カラコン(カラーコンタクト)入れた方がいいですよ」と突っ込まれた。

 一方、維新時代、「師匠」だった橋下徹大阪市長が、大阪都構想をめぐる住民投票否決を受け、政界引退を表明したばかり。上西氏は橋下氏について「改革への志は並大抵ではない。借金だらけの大阪を好転させたからこそ、私も維新政治塾の扉をたたいた」などと話したが、西川史子から「上っ面のコメントは、別にこの番組はいらないから」と、キツイひと言。昨年の衆院選で比例当選した維新を除名され、議員辞職を求める声もあるだけに、「橋下さんが辞めるというのだから、(上西氏も)辞めたらどうかなと思う」と指摘を受けた。

 除名問題の経緯では、秘書との私的旅行疑惑も浮上。上西氏は、あらためて私的旅行を否定した上で、「彼氏はいるの」と問われ、「いません。今回の大騒ぎで嫁に行けるかが心配。頑張ったらどうにかなりますかね」と、場違いなコメントも。テリー氏は「行けないよ!」と指摘していた。