平均体重76キロ、総体重380キロのぽっちゃり限定アイドルグループ、Pottya(ぽっちゃ)を明日6日に脱退する塚田恵未(21)が5日までに、公式ブログで看護の道へ進むことを明かした。

 「大好きな皆さまへ」のタイトルで、「私にはどうしてもやりたいことがあります。それは看護です。看護は人の人生の一部に関わることができるお仕事だと思っています。病気やけがといったつらい経験を一緒に共有し、言葉やタッチングで人を癒やすことができます。私は本当はそれがしたいのではないかと確信しました」と、看護師になる決意を固めた。

 3500グラムで誕生した塚田は幼少期から「太ってないと塚田じゃない」などと周囲から言われ、性格も内向的で自分に全く自信がなかったという。「そんな自分が嫌で、変えたくて仕方がありませんでした。Pottya合格後は、メンバー4人がいたから私は変わることができました」と心境の変化を告白した。 

 塚田は明日6日に放送される、WEB番組のCYTV「ポ・ポ・ポ・ポッチャ」の出演が最後となる。「私はこれから沢山の人を癒やして、『塚田さんに出会って良かった』と言われるような人間になります。本当に今まで応援ありがとうございました!! 私は脱退した後も1ファンとしてPottyaを応援していきます」とつづった。

 Pottyaは昨年11月、応募総数2141通、総体重176トンの中から5人が決定した。体重制限はないが「歌って踊れる正統派アイドル」をコンセプトに結成。今年1月に配信シングル「ポ・ポ・ポ・ポチャりん子☆」でデビューした。プロデューサーは、俳優柏原崇の弟でミュージシャンの柏原収史と活動休止中のバンド「175R」のベーシスト、ISAKICKが務めている。塚田は167センチ、87キロで、メンバーの大橋ミチ子と並ぶ、大柄な体格の“癒やし系キャラ”で人気を博した。