唐沢寿明(52)主演のTBS系連続ドラマ「ナポレオンの村」(19日スタート、日曜午後9時)の舞台あいさつが10日、都内で行われた。

 同作は高野誠鮮氏(59)のベストセラー「ローマ法王に米を食べさせた男」を原案に、消滅寸前の限界集落を立て直すため、行動力と奇抜なアイデアを駆使し、改革に挑む都庁職員の姿を描くドラマ。

 同作には出演しないが、石破茂地方創生担当相(58)も応援に駆けつけ、あいさつした。

 「テレビで見るより怖くないです。(出演する)麻生久美子さんの顔が見られるので来ました」と笑わせつつ、「(現在のペースで人口が減ると)日本の人口は200年経つと1400万人、300年経つと400万人になる。西暦3000年になると人口は1000人になる。どんどん地方から人がいなくなっている。地方も東京も元気になろうというのが地方創生。私が言っても説得力ないので、みなさんお願いします」

 出演者は、同作のキャッチコピーが「この村の辞書に不可能という文字はない。」ということにちなみ、自身の「座右の銘」または「自身の辞書にない言葉」を聞かれた。唐沢は「成るようになる」と言い、「不可能ばっかりでいい。だから人間は頑張れる。自己評価高いと傷つくだけ」と熱弁。沢村一樹(48)は「『おばさん』という言葉を使うことはない」。その理由を「女の人は生まれた時から亡くなるまで女性だと思う。大先輩に対しても女性として接する」と説明。下ネタを連発し、「エロ男爵」とも呼ばれてきたが、この日は、さわやか発言で会場から拍手を浴びた。