俳優堺雅人(41)主演で来年放送されるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜午後8時)の出演者発表会見が10日、東京・渋谷区の同局で行われ、新たな出演者21人が発表された。

 同作は、視聴率が期待できる戦国時代の設定で、ヒロイン役に長沢まさみ(28)を起用。今年の「花燃ゆ」が視聴率で低迷する中、堺は「まずは見て、批評を」とアピールした。

 発表された共演者21人のうち、目玉は長沢だ。堺が演じる信繁の幼なじみで、後に側室となるきり役での起用。06年「功名が辻」、09年「天地人」に出演しているが、初のヒロイン役で、屋敷陽太郎チーフプロデューサー(CP)は「長沢さんはみんなが好きな人。昔は男性ファンが多く、今は女性が憧れる。男性が恋をする相手女性を演じたら素晴らしいが、今度は男性を慕う演技を見てみたい」と期待している。主演した13年TBS系「半沢直樹」で、最終回視聴率42・2%の堺と、長沢の組み合わせは、NHKの強い意気込みを感じさせる。