タレントのヒロミ(50)がかつて番組で共演していた落語家の林家正蔵(52)に対し、激しいツッコミをしたとして、「大変申し訳ございません」と土下座した。

 ヒロミは19日放送の日本テレビ系「行列のできる法律相談所」にゲスト出演。この日は「私が土下座したい人SP」と題して放送された。ヒロミは「土下座したい人」に正蔵の名前を挙げた。

 ヒロミと正蔵は1993年4月から放送された同局系「モグモグGOMBO」で共演。その初収録でヒロミは2歳年上で芸歴も上である正蔵に対し、大人しく接していたが、その後、面白い番組にするために「やんちゃキャラ」として正蔵に接するようにしたという。

 ヒロミは正蔵を「お前」呼ばわりし、顔や頭を容赦なく叩いて、ツッコミを入れ始めた。すると、そんなやり取りが視聴者に受けたのか、視聴率は上がり、ヒロミの立場も上がっていき、正蔵はヒロミに対し「ヒロミくん→ヒロミ氏→ヒロミさん」と呼び方が変わっていった。また、正蔵もイジられキャラとして定着した。

 正蔵がVTRで登場し、当時について「家族にも『叩かれすぎじゃないの?』って言われていた」と告白。しかし、叩かれた瞬間にヒロミを見た時、「目には愛があった」という。その上で「産みの親が林家三平であれば、育ての親はヒロミさん。ヒロミさんのおかげで今日があると本当にそう思っています」と感謝した。

 そんな正蔵に対し、ヒロミは「あんな大人の対応されたら・・・」と恐縮し、その場で土下座。「大変申し訳ございません」と謝罪した。