俳優渡辺大（３０）が２３日、東京・渋谷区のＮＨＫで行われたＢＳプレミアム「独眼竜　花嫁道中」（２９日午後１０時）の会見をヒロイン役の栗山千明（３０）と行った。

　伊達政宗とゆかりのある宮城県のある町で、政宗の正室の花嫁行列を再現することで町おこしをしようと奮闘する人々を描く。

　主演の渡辺は劇中、父渡辺謙が８７年の大河ドラマ「独眼竜政宗」で着た甲冑（かっちゅう）を着たほか、白無垢（むく）姿も披露している。甲冑姿には「父と似ているところがあると思う」。自分のオリジナリティーを出したいという思いもあったと紹介しながら「甲冑のサイズはぴったりでした」と照れくさそうに語った。

　白無垢の女装には「精いっぱい頑張った。威圧感もあったかと思うけど、頑張って女性らしさを追求したと思う。自分と違う役を演じるのが好きなので楽しかったし、機会があったらまたやりたい」と笑った。

　一方、栗山も甲冑姿に初挑戦した。「かぶとをかぶるとしゃきっとして自然と強くなった気分がしました」と紹介した。