イギリス人モデル・女優のカーラ・デルビーニュ(22)が、騒動となっているアメリカの朝のローカル番組「Good Day Sacramento」でのインタビューについてツイッターでコメントした。

 カーラは現地時間28日に映画「Paper Towns」(原題、7月24日全米公開)のプロモーションのために同番組と人工衛星を使って別の場所からインタビューを受けた。カーラは女性アナウンサーのマリアン・マクラリーから映画の撮影前に原作を読んだかと聞かれると、「いいえ。本も脚本も読んでいないわ。即興でやったの」「嘘よ。もちろん読んだわ」と皮肉を交えながら答え、演じたマルゴ役と共通点はあるかと聞かれると「彼女(マルゴ)が嫌いなの」とジョークを言い、「もちろん、たくさん共通点はあるわ」と語っていた。しかし、これらの解答でカーラが不機嫌だと思った男性アナウンサーのマーク・アレンは「2週間前に君がロンドンで話しているのをテレビで見たけれど、今よりももっとワクワクしているみたいだったよ。ただ疲れているの?」と質問。カーラは「そんなことないわ。今もとてもワクワクしているの。プレミアが昨晩あって、すごく感動したわ」「今は朝だから」と答えたが、すぐにマリアンが「あなた、少しイライラしているようね」と聞き、カーラはそれを否定するが、マリアンはインタビューを終わらせようと提案し、「少し、休んで、レッドブルでも飲んだらどうかしら?」と語りかけた。カーラは「行き過ぎね」とぼそっと言い、映像が切れた。マリアンは「ワォ! 彼女は(悪い)ムードにいたわね!」「全部皮肉だったわ!」「ちょっとイライラしていたわよね。各テレビでインタビューをしてきたかもしれないけど、それでも!って感じよね!」と発言し、マークは「6週間働いて500万ドルも稼ぐんだから、Good Day Sacramento(この番組)で元気に話すフリくらいできるだろうに!」と返していた。このインタビューにカーラのファンは激怒し、同番組の「インスタグラム」が炎上。「カーラに謝れ!」と多くのコメントが残されている。

 そして、カーラは現地時間29日に「皮肉やイギリスのユーモアが分からない人もいる」とツイッターにつぶやき、「サポートしてくれてありがとう」とツイートした。また、俳優のザック・ブラフ(40)は「カーラ・デルビーニュ(が原因)なのか? それとも本を読んだか女優に聞いて見下していたからなのか?」ツイートし、ウェブプロデューサーのクリステン・ワルボルトは「カーラ・デルビーニュが“ムード”だったの? それともこのアンカー(アナウンサー)たちがただひどかったの? (答えは:彼らがひどい)」とつぶやき、カーラはこれらの投稿をリツイートしている。

 また、3人のアナウンサーのうち1番口数の少なかったケネス・ラドルフは「そうだね、もっと良い質問をするべきだったよ。僕が悪かった。笑」とつぶやき、マリアンは「本当に一流の人が何千億回目のインタビューを受けるところをチェックしてみて、サー・イアン・マッケンランよ!」と同番組でのイアンのインタビューの動画付きでツイートしている。

 カーラのファンは同番組が謝罪するまでやめないと言っていたため、今も「インスタグラム」には謝罪を要求する内容が書き込まれている。番組側はどう対応するだろうか。【ハリウッドニュース編集部】