米俳優トム・クルーズ(53)が3日、東京・TOHOシネマズ新宿で映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(クリストファー・マッカリー監督、7日公開)のレッドカーペットイベントに、出席した。

 同所でのレッドカーペットイベントはオープン以来3度目で、ハリウッドスターとしては初めて。気温35度近い酷暑の中でも、黒のポロシャツ、ズボン姿のクルーズは表情を崩すどころか、額に汗すら流さず、2時間以上にわたって取材、ファンのサイン攻めに応じる超人ぶりだった。

 マイクを握ると、「マイクチェック、テスト、テスト」とマイクテストをするちゃめっ気ぶり。「この暑さの中からクールな劇場へ行って」とPRした。今回が21度目の来日で、「次の来日を楽しみにしている」とリップサービスも忘れなかった。

 イベントには、日本版のテーマ音楽を担当したミュージシャンMIYAVI(33)も出席した。歌舞伎町の街中に生演奏でギターのビートをかき鳴らし、クルーズからも「信じられないミュージシャン。クールだ」と絶賛された。MIYAVIも「私としてもミッション・インポッシブルだった。映画音楽として有名な作品に関われてうれしいと誇らしげ。「ヒストリー(歴史)のあるアイコニック(偶像的)なテーマと、僕たちの時代のビートをどうミックスさせるかがミッションでした」と、英語交じりに製作の苦労を語っていた。

 ほかマッカリー監督、女優朝夏まなと、ピース綾部祐二、モデル秋元梢、宮城舞、叶美香、声優森川智之が出席した。