昨年「週刊少年ジャンプ」での連載を終えた漫画「NARUTO-ナルト-」の、アニメ映画第11作目となる「BORUTO-NARUTO THE MOVIE-」が、7日の公開初日から25日までの19日間で興行収入(興収)20億2292万2500円、動員156万4785人を記録した。昨年公開の「THE LAST(ザ・ラスト)NARUTO THE MOVIE」が同じ19日間で記録した興収20億円を超え、シリーズ最高成績を記録した。27日に配給の東宝が発表した。

 漫画家・岸本斉史氏原作の「NARUTO-ナルト-」は、昨年11月10日発売の漫画誌「週刊少年ジャンプ」で15年にわたる連載が完結したが、同時に“NARUTO新時代開幕プロジェクト”がスタート。舞台「ライブ・スペクタクルNARUTO-ナルト-」や「連載完結記念 岸本斉史NARUTO-ナルト-展」が開催された。また今年4月27日から7月6日まで「週刊少年ジャンプ」で短期集中連載された「NARUTO-ナルト-外伝~七代目火影と緋色の花つ月~」では、ナルトの子供ボルトら次世代が登場して話題を呼んだ。「BORUTO-NARUTO THE MOVIE-」、そのプロジェクトの集大成とも言える映画となっている。