多部未華子(26)主演映画「ピース オブ ケイク」(田口トモロヲ監督)初日舞台あいさつが5日、東京・新宿バルト9で行われた。

 その最中に、客席にいた赤ちゃんが泣きだし、そのまま激しく泣き続けたが、綾野剛(33)が“神対応”とも言うべき、大人な対応を見せた。

 舞台あいさつが3分の1程度過ぎたあたりから、客席左後方から赤ちゃんの大きな泣き声が聞こえてきた。田口監督が大きな声で「いない、いない…バ~!!」とあやそうとしたが、赤ちゃんは、さらに火が付いたように泣きだした。柄本佑(28)は「(あなたのキャラは)そんなじゃないでしょ? なにやってるんですか? 余計泣いちゃったよ」と田口監督に言い、笑った。

 それを聞いた綾野は「こういう(キャラ)じゃないね。でも…赤ちゃんは、泣くことで会話するからさ」とサラリと言ってのけた。綾野の大人な対応に、客席の女性の多くからはため息が漏れ、壇上も和んだ。

 この日は、他に木村文乃(27)光宗薫(22)、そして俳優として出演し、主題歌「愛を叫ぼう-ピース オブ ケイク-」を加藤ミリヤ(27)と共同作詞し、歌った峯田和伸(37)も登壇した。