音楽プロデューサーの小室哲哉(56)が、妻でglobeボーカルのKEIKO(43)がくも膜下出血で倒れてから約4年になるが、現在もまだ歩いて外出することが出来ない状況であることを明かした。

 2011年10月に救急搬送されて以来、療養が続いているKEIKO。その後の様子は小室がSNS等でたびたび報告しており、今年2月には夫婦でカラオケに出かけたことを報告するとともに、一緒に車に乗り込んだKEIKOの写真も公開してファンを安心させていた。

 また8月9日に都内で行われたglobeのサプライズライブではKEIKOの肉声のメッセージが披露された。3年10カ月ぶりとなる肉声は、歌唱時とは異なる低い声で、途中でこもるような部分もあったが、ゆっくりと、しっかりとした口調だった。KEIKOの順調な回復ぶりがうかがい知れ、ファンは大きな拍手で迎えた。

 しかし、音声のみによるメッセージは、まだ公の場に姿を現すことが難しい状況であることも示している。小室は8日にトークライブアプリ「755」で、「もう、けっこう 女性と並んで外を歩くなんて忘れ出してる」と書き出し、「桂子さんが元気な頃はかなりあったけど、というよりほぼ100%だったけど。大げさじゃなくて4年、女の人と歩いたことない」と明かした。

 小室はKEIKOの43回目の誕生日を迎えた先月18日、ツイッターで「無事、もうすぐ4年 再発せず、元気なだけでも良かった。計画通りとはいかなくとも、贅沢は言えないのは当たり前」と妻の元気な姿を喜んだが、復帰の見通しは立っておらず、レコーディングやライブ復帰はまだ先になりそうだ。