ビクトリア・ベッカム(41)が、結婚16年になるデービッド・ベッカム(40)と離婚するのではないか?との噂が報じられている。ビクトリアが夫ベッカムへの愛の証として彫っていたタトゥーが消えかかっていることが、噂の引き金となったようだ。

 関係者らが英サン紙に語っているところによると、多忙な夫妻は以前にも増して離れて暮らすことが多くなってきている上、ビクトリアはベッカムが、英俳優ジェイソン・ステイサム&女優ロージー・ハンティントン=ホワイトリー(交際中)と親しいことに不満を持っていることなどから、夫妻の関係はギクシャクしているという。今年7月、ガイ・リッチー監督夫妻の挙式に招待されていた夫妻だが、この2人も出席すると知ったビクトリアがドタキャンし、ベッカムが一人で出席したと報じている。

 ビクトリアは首の後ろから背中にかけて、「私は私の愛する者のもので、私の愛する者は私のもの」というヘブライ語のタトゥーをしていたが、タトゥーが消えかかっている写真がキャッチされるとともに、レーザーで取り除こうとしているのではないか?との噂が浮上した。このタトゥーは05年、ベッカムに元美人マネージャーのレベッカ・ルースさんとの不倫疑惑が浮上し、離婚危機が大々的に報じられた1年後に愛の証として彫られたもの。06年に夫妻が愛の誓いを新たにした際、手首に施した記念のタトゥーはすでに、レーザーで除去されているという。

 しかし、ビクトリアの広報は同紙に、タトゥーを除去しようとしているとの噂を否定。「年月とともに薄くなっただけ」と語っている。夫妻は今年の夏、離れ離れだった時間を埋め合わせるかのように、4人の子供たちとともにロサンゼルスで7週間の休暇を過ごしたとも報じられている。(ニューヨーク=鹿目直子)