「ミス・ユニバース」の妹版で、13~17歳の女性を対象にしたコンテスト「2016ミス・ティーン・ジャパン」決勝大会が20日、東京・六本木のニコファーレで行われ、福岡出身の高校2年生、東田真琴(ひがしだ・まこと)さん(17)がグランプリを獲得した。

 全国3968人の応募から、決勝大会には14人が出場。1次審査で半分の7人に絞られ、自己PRで劇団四季ミュージカル「ウィキッド」の1シーンを演じ、歌の「ポピュラー」も披露した東田さんがグランプリに輝いた。ティアラを付けた東田さんは、応援アンバサダーの押切もえ(35)から花束を贈られると、徐々に目に涙をためて「すごくビックリしました。今まで頑張ってきて良かったです」と感慨深げだった。

 イベント後は、押切と同じくアンバサダーの新川優愛(21)とともに、取材陣による囲み取材に応じた。押切からは「朗らかで、自分の良さを分かっている。とにかく続けていくことが大切。人生をどう楽しむかを見つけながら、好きな仕事と両立できたら」。新川からも「透明感がすごくて、目が見られないほどキラキラしている。自分にだけはうそをつかないで頑張っていってほしいです」とアドバイスを送られ、笑顔でうなずいた。

 将来は黒木華(25)のような女優が目標といい、「結婚されてショックでした」というほど憧れる西島秀俊(44)との共演も熱望。「深夜とかに何となく見ていても、印象に残るような女優さんになりたいです」と目を輝かせた。

 準グランプリは、長崎出身の中学3年生、田中夢羽(たなか・ゆめは)さん(15)と、東京出身の中学2年生、櫻井花子(さくらい・はなこ)さん(13)。サマンサタバサ賞には、北海道出身の中学1年生、斎野桃(さいの・もも)さん(13)がそれぞれ選ばれた。