ジャネット・ジャクソン(49)が7年ぶりにリリースしたニューアルバム「アンブレイカブル」が、米音楽誌ビルボードのアルバムチャート「ビルボード200」で1位デビューを飾った。

 ビルボード誌電子版などによると、アルバムが米国内の音楽チャートで1位を獲得するのは、ジャクソンにとって今回で7度目。アルバムがナンバーワンとなった回数では、バーブラ・ストライザンド(10回)とマドンナ(8回)に次いで、米音楽史上3番目に多い女性アーティストとなった。ジャクソンはまた、ストライザンドとブルース・スプリングスティーンに次いで最も多く、80年代~10年代にかけての各年代でナンバーワン・アルバムをチャートに送り込んだ、希少なアーティストともなっている。(ストライザンドは60年代~00年代)

 ジャクソンは米国時間の11日、ツイッターで、「皆さんの愛を、一瞬たりとも忘れたことはなかった。皆さんが私を欲しがっていると、感じさせてくれた。私にとって、あなたたちがどんなに大事か知らせたい。愛なしでは、私はここにいなかった...サンキュー」とメッセージしている。

 「アンブレイカブル」はジャクソンにとって、08年のアルバム「ディシプリン」以来、7年ぶりのスタジオ・アルバムとなる。ニールセン・ミュージックによると、2日にリリースされた同アルバムは発売第一週目で11万6000枚(デジタル・ダウンロードなど含む)のアルバムを売り上げ、チャートのトップに輝いたという。(ニューヨーク=鹿目直子)