TBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜午後9時)の後半パート「ガウディ計画編」に、小泉孝太郎、世良公則が出演することが11日、発表された。

 小泉はNASA出身の技術者で、現在は父親が興した精密機器メーカー「サヤマ製作所」社長という役どころ。ロケット工学が専門で、主人公のライバルとして立ちはだかる。小泉は「オファーをいただいたのが本当に急だったのですが、プライベートの予定をすべてキャンセルしてお引き受けしました。そのくらいうれしかったです」。主演阿部寛と対立する役柄に「えたいの知れないつかみどころのない人間として阿部さん演じる佃と対立します。『下町ロケット』の魅力は佃の人間くささだと思うので、佃としっかり対峙(たいじ)し、役を通してちょっとしたエッセンスを加えていけたら」と意気込みを語る。

 一方、世良は、アジア医科大心臓血管外科部長役。こちらも、主人公率いる佃製作所と敵対する関係となる。世良は「ヒールでの登場ということで楽しみにしています。人の命とのかかわりという大きなテーマの中で闘い、もがいてきた男の一辺を大切にしつつ、主人公の熱き男たちの対立軸として、存分に、軽やかに演じてみたい」としている。

 後半パート「ガウディ計画編」は22日放送の6話からスタート。