先天性の「膝蓋骨亜脱臼」を公表した声優の南條愛乃が、所属する女性声優ユニット、μ’s(ミューズ)のファイナルライブのステージには立つと宣言した。

 μ’sはアニメ「ラブライブ!」に登場するアイドルグループの声を担当する9人の声優たちで構成されるユニットで、今年の「NHK紅白歌合戦」への出場も決定している。しかし5日に放送されたTOKYO MXの特番で、来年3月31日と4月1日に東京ドームでファイナルライブを開催すると発表した。

 今年8月に先天性の「膝蓋骨亜脱臼」でリハビリ中であることを公表した南條は、6日に更新したブログで、今年初めにはファイナルライブについて聞かされていたと告白した。先天性の「膝蓋骨亜脱臼」が発覚したのも、ファイナルライブに向けた準備として不調だった膝の検査を受けたからという経緯だったそうだ。

 膝の不調によりダンスなどのパフォーマンスをセーブしている南條だが、終わりを知っているからこそもどかしい気持ちは一層強かったらしい。「ファイナルライブにちゃんと立てるようにっていう目標から、ファイナルライブに9人で立ちたいって目標に変わっていったな」とつづり、他メンバーとも相談を重ねていたことを明かす。

 南條は「膝はもうすっかり元通り、綺麗に治りました!ってのは無いことなので、今この状況だと、どのタイミングで無茶するかって感じで。私は、ファイナルライブを聞いた時から、それを目標に決めていたので、ようやく日程も会場も決まった事ですし(膝都合で発表できなかったわけじゃないよー)何がなんでもこの日、行きますので‥!!」とファイナルライブに参加することを宣言した。