神木隆之介(22)が10日、都内の東宝本社で行われた新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」製作発表会見に参加した。女優志田未来(22)と熱愛中だと、4日発売の写真週刊誌「FRIDAY」が報じて以来、初めて取材陣の前に姿を見せ、退席時に「志田さんと恋愛中ですか?」と聞かれたが、無言で会場を後にした。

 「君の名は。」は、神木演じる東京の男子高校生・立花瀧が田舎町の女子高生に、上白石萌音(17)演じる宮水三葉が東京の男子高生になり夢をそれぞれ見て、出会うことのない2人が出会う恋愛ものだ。取材陣から「同級生同士の恋が描かれた、今回の作品を、自身の経験を踏まえてどう思うか?」と聞かれると、神木は言葉を選びながら、思うところを語った。

 「今回の作風は、夢の中で少年と少女が出会う。『まだ会ったことのない君を、探している』という、すごくすてきなサブタイトルでキーワードがある。夢の中で出会うというか…心と体と距離も関係してくると思いますし、すごくすてきな男女の恋が描かれていると思う。これを見て、僕は甘酸っぱく思いました」

 一方、上白石は「私は今、高校生なので、そういう甘酸っぱい恋愛がたくさんあるのかなと思って高校に入ったんですけど、私の学校ではそんなになくって…。映画とかドラマとかを見て、恋愛に憧れる…恋に恋する。私たち世代が(恋愛への)あこがれが強いと思います」と言い、笑みを浮かべた。