テレビ埼玉「演歌街道」(日曜午前7時)の「第13回スター紅白歌合戦」の公開収録が17日、東京・池袋の豊島公会堂で行われた。500人のファンを前に、男女27組ずつ、計54組が勝敗を競った。

 元妻の喜多嶋舞(43)との長男(18)が実子でないと訴えた訴訟に勝訴した大沢樹生(46)は、光GENJI時代のヒット曲「ガラスの十代」を熱唱。司会に「DNA鑑定で勝訴した」と紹介されると、「バカ野郎、余計なことを」と苦笑い。2コーラス目は客席におりて、ファンとハイタッチをかわしながら盛り上げ、最後はバック転の構えに入ったところで「やめた! サンキュー」とおどけて観衆を喜ばせた。

 新シングル「愛・佐世保」のカップリング曲「ぬくもり」の歌詞が、Mr.Childrenのヒット曲「抱きしめたい」と酷似していて、CDの回収が決まった平浩二(66)は白組キャプテンとして、トリから2番目に登場。自分で作詞・作曲した「愛・佐世保」を歌うと「頑張りました。ありがとうございます」とあいさつ。騒動については無言を貫いた。

 審査員を務めた演歌歌手おりんは、平について「大変でしたね、と声を掛けたら『お騒がせして申し訳ありません』と言ってました」。渦中の「ぬくもり」の作詞者の沢久美氏とも親交があるが、騒動が起きてから電話が通じなくなったという。