今年のオリコン年間ランキングが22日、発表され、嵐が音楽ソフト(シングル、アルバム、DVD、ブルーレイディスク、以下BD)の総売上金額を競うアーティスト別トータルセールス部門で、3年連続5度目の1位になった。総売上金額は前年の138・2億円を上回る143・3億円を記録。通算5度目の1位は歴代単独トップの新記録を樹立した。

 嵐は昨年3位だった年間アルバム売上枚数も1位になり、同部門通算5度目の1位は歴代トップに。毎年音楽映像作品が強いのも特徴だ。15周年記念ハワイ公演、全国ツアーをそれぞれ収録した映像2作品が、音楽映像部門の1、2位を独占。DVD及びBDの売上枚数は2作品計130万枚を記録し、圧倒的な強さを見せた。シングル売上枚数は握手会券が付くAKB48関連グループが上位をほぼ独占したが、嵐は唯一「青空の下、キミのとなり」が9位に食い込んだ。全16部門中、嵐は今年のアーティスト最多11部門を制覇。昨年達成した自己最多10冠を上回る快挙となった。

 櫻井翔(33)は「自分たちも驚くほどの記録をいただくことができましたのは、ひとえに応援くださるファンの皆様のおかげと、代表してお礼申し上げます」。松本潤(32)は「記録を作ることが目標ではありませんが、このような結果を受け、とてもうれしく思っています。また嵐の作品を記憶に残していただけるよう、努力していきたいと思います」とコメントした。