不倫疑惑騒動の渦中にあるベッキー(31)に対し、同じく不倫報道を契機に離婚し、活動休止を経て復帰したタレント矢口真里(33)が、擁護するかのような発言をしていることが1日、分かった。矢口は、2日放送のテレビ大阪「わざわざ言うテレビ」(火曜午後11時58分、関西ローカル)にVTR出演。「世の中の女性は結構浮気していると思う」「周りがとやかく言うのはおかしい」などと経験者らしく語った。

 CM契約解除やレギュラー番組出演の見合わせと、逆境は深まるばかりのベッキーだが、ここに来て“共鳴者”が声を上げた。同じく傷の痛みを知る矢口だ。

 13年2月に「自宅鉢合わせ騒動」が報じられ、同年5月に離婚。猛烈なバッシングを浴び、1年5カ月の活動休止を経て、14年10月に復帰した矢口は「ベッキーちゃんの記事が出た時に、私の名前も再浮上した」と言い、本音トークをさく裂させた。

 「芸能人だから、たたかれてしまうのはしょうがないこと。一般の方で同じようなことがあっても、絶対に当人同士の間で解決されることじゃないですか」。芸能人ならではの立場ゆえ、自らも苦境に立ったことを振り返った。

 さらに、恋愛には「真実なんて絶対に本人しか知らないから、周りがとやかく言うのはおかしいって思う」と語り、かつて渦中にいた当事者としての本音を吐露。圧巻は、不倫騒動の際には“女性が損”と訴えるかのような発言だ。

 矢口は「女性がたたかれるイメージもありますね」とし「(女性側が浮気することを)意外だと思うからではないですか? でも、私は世の中の女性は結構浮気していると思いますよ」と主張。「女子は隠すのがうまい。私の場合はバレたんですが…」とぶっちゃけ発言を繰り返した。

 ベッキーと矢口、両者は背景こそ違えど、不倫がらみのスキャンダルで窮地に立った状況は同じだ。関西ローカルの同番組(北海道と九州は後日放送)は、メッセンジャー黒田、ウーマンラッシュアワー村本、マギーが進行し「わざわざ言わなくてもいいことを言う」トークバラエティー。VTRゲスト、矢口のぶっちゃけ連発に、黒田らもあぜんとしていた。