第89回キネマ旬報ベスト・テン表彰式が13日、都内で行われた。

 「母と暮せば」(山田洋次監督)で主演男優賞を受賞した二宮和也(32)は、嵐のメンバーの反応について聞かれ「朝、4人と一緒だったんですけど『今から授賞式に行ってくる』と言ったら『おめでとう、いってらっしゃい』と。みんな結構クールでした。私が一番、喜んでいた」と笑った。そして「僕はこの映画を1月20日に映画館に見に行きまして…ちょうどサービスデーだったので1100円で見てしまって」。授賞式では「恋人たち」が4冠を受賞した橋口亮輔監督に促され、同作で無名の存在から新人男優賞を受賞した篠原篤(33)と握手する一幕もあった。