4月からTBSラジオの朝の顔となるタレント伊集院光が18日、都内の同局で意気込みを語った。「伊集院光とらじおと」(4月11日スタート、月~木曜午前8時半)のパーソナリティーを務める。

 30年続いた「大沢悠里のゆうゆうワイド」に代わる新番組。伊集院は「大沢悠里さんというラジオ界の歴史そのもののような偉大な方の後なので、もう誰も勝てないというか。むしろハードルは低くなっている」と笑顔。大沢悠里の「脅威」について「足立区の印刷工場で、振動で周波数のダイヤルが動かないように接着剤で固定しるのを見た。『どうせ大沢悠里しか聞かねえんだから』って」と語り「接着剤を外すまでの間に、お試し期間として僕たちならではの面白さを提示するのが最初の使命」と話した。

 深夜ラジオのイメージが強い伊集院だが「今年49歳で、そろそろ夜中という感じでもないかなと」。大沢節のお色気トークを継承するのかという質問には「大沢さんのは品のあるお色気だけど、僕がやるとドスケベになる」と笑った。

 会見には、日本テレビを退社しタレントに転身した上田まりえ(火曜アシスタント)、木曜パートナー柴田理恵のほか、同じ時間帯の金曜版「有馬隼人とらじおと山瀬まみと」を務める有馬隼人、山瀬まみらも出席した。