頸椎(けいつい)亜脱臼の手術のため入院中に胆のう炎を発症した俳優、西田敏行(68)は、12日に都内の病院で胆のう摘出手術を受け、成功していたことが13日、分かった。

 この日、所属事務所が取材に応じ、西田は腹腔(ふくくう)鏡による手術で胆のうを摘出。一夜明けたこの日午後から、食事もとれるようになったといい、担当者は「内科的には、もう大丈夫みたいです」と明かした。

 今後は、胆のう手術のため中断していた首のリハビリや、体力回復に努める方針で、来週明けからリハビリを本格化させる。

 今月末の退院を目指しているが「リハビリの進み具合、体調の回復次第で流動的」だといい、今月20日に予定されているABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」の収録も「参加は微妙な状況」だとした。

 西田は2月12日に自宅のベッドから転落し頸椎(けいつい)を亜脱臼。仕事が一段落するのを待ち、4月19日に入院し、首の手術を受けた。その後、高熱を出し、検査の結果、胆のう炎と診断され「再発を繰り返しても困る」との判断から、摘出手術に踏み切っていた。