米国時間の23日、結婚15カ月でジョニー・デップ(52)との離婚申請に踏み切った妻のアンバー・ハード(30)だが、離婚原因として嫁姑問題が浮上している。

 複数の情報筋らが米情報サイトTMZに明かしたところによると、デップと元パートナーのヴァネッサ・パラディがもうけた2人の子供たち、デップの姉妹、そして母親のベティ・スー・パルマーさんはハードが”大嫌い”で、そのことについておおっぴらに話し合っていたという。

 デップの家族の間では、「ハードがいかにデップをののしり、ゴミのように扱っていたか」について話題になっていたらしい。今年初め、デップはハードと住んでいたロス市内の邸に母ベティさんを移り住ませたが、嫁姑間の緊張は避けられなかったようだ。

 ベティさんはしばしば友人らに、「アンバーはジョニーをお金と名声、自分のキャリアのために利用している」と語っていたらしい。

 情報筋によると、ベティさんはデップがハードと結婚して以来、デップと会ったのは一度きりだったらしく、デップもベティさんも、ハードが主導権を握ろうとして、母子を疎遠にさせていたと感じていたようだ。

 ベティさんがデップ夫妻と同居した後、ベティさんは2度にわたりハードと話し合いを持ったが、ベティさんはハードを「恐ろしい人」と呼んでいたという。ベティさんは米国時間の20日に亡くなったが、その3日後、デップとの離婚申請に踏み切ったハードはデップに対し、配偶者手当の支払いを求めている。(ニューヨーク=鹿目直子)