妻アンバー・ハードとの離婚が明らかになったジョニー・デップ(52)がついに沈黙を破り、米USウィークリー誌電子版にコメントを発表した。

 デップの広報は同サイトに、「この結婚の短さと、つい最近、母を失った悲しみを考えると、ジョニーは個人生活に関する誤った報道、ゴシップ、ウソに応えるつもりはない。この短い結婚の解消に、早急に決着がつくことを願っている」との声明を発表した。

 結婚15ヶ月になるデップ夫妻だが、ハードは米国時間の23日、”和解不能な性格の不一致”を理由に離婚申請書類を裁判所に提出。デップに対し、配偶者手当の支払いも求めているが、デップは有名弁護士を通じ、裁判所にこの要求を却下するよう求めている。2人の間に婚前協約が交わされていないことから、デップの4億ドルともいわれる莫大な資産をめぐり、泥沼の離婚調停となる可能性もあるとみられている。

 離婚申請の3日前には、デップの母ベティさんが闘病の末に81歳で亡くなっており、ハードとベティさんの間に確執があったことも離婚原因ではないかとの噂が浮上した。

 また、米ピープル誌は、バイセクシャルであることを公言するなど、自由奔放なハードはデップと昨年2月に結婚する前から、結婚を躊躇していたと報道。さらに一部では、結婚前、そして結婚後も、22歳の年齢差のある2人の間には喧嘩が絶えなかったとも報じられている。(ニューヨーク=鹿目直子)