コメディアンのダグ・スタンホープ(49)が、友人で俳優のジョニー・デップ(52)を擁護している。

 ジョニーは現地時間23日、昨年2月に結婚した女優のアンバー・ハード(30)から離婚を申請されることに。アンバーは離婚の理由を和解し難い不和と記載して、配偶者扶養料を要求していることが分かった。その後ジョニー側がその要求を拒否する書類を提出。そして、アンバーが裁判所にドメスティック・バイオレンスを受けたと主張して痛々しいアザの写真を提出し、ジョニーに対して接近禁止命令を申請した。アンバーは現地時間21日にジョニーから顔にiPhoneを投げつけられたことや、これまでドメスティック・バイオレンスを受けてきたと主張している。ジョニーは現地時間20日に母を亡くしたばかりだった。

 そして、ジョニーの友人ダグがエンターテインメイト情報サイト「ザ・ラップ」にジョニーの離婚問題について長々とコラムをつづった。ダグは恋人のビンゴさんと21日の暴力騒動前にジョニーに会っていたと明かしていて、「僕たちは彼の陰気なムードは彼の母が1日前に亡くなったからだと思っていたよ。でも、彼は弱々しく話してくれたんだ。母親のことだけではなくて、アンバーが彼から離れて、もし、彼女の条件に同意しないと、公にできる限り彼のことについてうそをつくと脅迫しているからだって」とつづり、ジョニーの友人たちはみんな何年も前からアンバーが彼を操っていると分かっていたが、本人には言えなかったと明かした。

 さらにダグは、ジョニーはアンバーが何か行動を起こすことは理解していたが、彼女に愛がまだあった明かした。そして、ジョニーがアンバーに脅迫されていたように大きなニュースとなって、インターネットが大騒ぎになる出来事が起きたという。ダグは「ジョニーは誰にも乱暴しない。ジョニーは僕に彼女がこういうクソみたいなことをするって前に言っていた。ジョニーは使われて、操られて、仕組まれて、嫌なやつだって仕立て上げられた。彼はこうなることは分かっていたけれど、止めることができなかった。彼は僕がこれを言ったことで2度と僕と話をしてくれないかもしれないけれど、恐れやエゴで彼を擁護しなかったら、僕は自分のことを決して許すことはできないと思った。僕は友達のために立ち上がり、本当のことを言う」と締めくくっている。

 ジョニーを擁護する人はほかにもいて、ジョニーと2012年まで14年間連れ添い、娘のリリー・ローズ(17)と息子ジャック君(14)を一緒に育ててきた女優・歌手のバネッサ・パラディ(43)は「私がジョニーを知ってきた長年の中で、彼が私に肉体的に虐待したことはありませんし、(アンバーの)この主張は私が素晴らしい14年間を一緒に暮らした男性のことだとは思えません」と手紙を書き、娘のリリー・ローズは「私のお父さんは最も優しくて、愛情深い人よ。彼は私の弟と私に素晴らしい父親でしかなくて、彼を知っている人すべてがそう思っているわ」とインスタグラムに投稿している。【ハリウッドニュース編集部】