ジョニー・デップ(52)の妻アンバー・ハード(30)とデップの元アシスタントが、2014年5月に交わしていた携帯メールのスクリーンショットを米情報番組エンターテインメント・トゥナイト電子版が独占的に入手し、公開した。

 ハードとデップは当時、まだ結婚していなかったが、メールの内容から、デップによる暴力は結婚前から何度も繰り返されていたことがうかがえる。デップの元アシスタントのステフェン・ドイターズ氏が、「彼は自分が悪いことをしたと知っていて、心から謝っていた」とメールすると、ハードが「ええ、でも彼が昨日やったことの後では、どうやって彼と一緒にいたらいいかわからない。彼と一緒にいられるかわからない」と返信。

 以下、ドイターズ氏「彼は君とすごく会いたがっている。取り乱してるよ」 ハード「彼は自分のやったことをわかっていない。彼が、自分の昨日の行動の酷さを本当に知る方法がないことが悲しい。残念なことに、私は起きたことをすべて覚えている」 ドイターズ氏「彼は驚いていた。僕が、彼が君を蹴ったことを話すと、泣いていた。実にイヤな行為であり、彼もわかっている。彼は可能な限りの助けが必要だ。彼は本当に申し訳なく思っている」 ハード「彼は何度も繰り返しているのよ。東京、アイランド、ロンドン(覚えてるでしょ?!)。それでも私はいつも一緒にいた。彼がよくなると信じて。なのに3ヶ月ごとに、私はいつも、まったく同じ立場にいるのよ」といった内容のやりとりが続いている。

 デップの関係者や弁護士らは家庭内暴力について否定しており、ハードによる作り話と主張しているが、ハードは裁判書類の中で、昨年12月にもデップによるDV被害を受け、「生命の危険を感じた」と告発。顔にケガを負ったハードの事件直後の写真を米誌が公開するなど、ショッキングな報道が続いている。(ニューヨーク=鹿目直子)