伊原剛志(52)が13日、東京・築地で行われたテレビ東京系主演ドラマ「ヤッさん 築地発!おいしい事件簿」(22日スタート、金曜午後8時)の会見に出席した。

 築地市場を舞台に宿なしで無一文だが、食に関する知識が天才的に豊富な男を描く人情喜劇。共演は柄本佑、山本舞香、板谷由夏、里見浩太朗ら。

 伊原は「ドラマに触発され、料理に興味を持ち、最近はそばを打ちました。お母さんたちが料理教室に通う気持ちが分かった」。私生活ではこれまで、ほとんど料理をしなかったが、誇れるのは「誰よりもおいしそうに食べること」。また「(収録が終わると)帰りにはおいしい魚をお土産にいただいて最高の撮影です」と笑顔を見せた。

 里見は約60年前に親戚が営む魚河岸に就職した経験があると明かした。「里見浩太朗が生まれたのは魚河岸があったから。魚河岸に就職したことがきっかけで、いろんな人間関係を通じ、里見浩太朗が生まれた」と話した。詳細を語ると2時間かかると多くは語らなかったが「俳優になっていなかったら魚河岸を継いでいたと思う」と明かした。